カメラ道具

SONY好きな僕がRX0 IIを発売日から数日で手放した理由。

RX0 II(DSC-RX0M2)を使う息子

こんにちは。
先日SONYから発売し、ブログでも「購入しました!」とご紹介したSONY RX0 II(DSC-RX0M2)を数回使って数日で手放すことにしました。

SONY デジタルスチルカメラ RX0 II(DSC-RX0M2)
SONYがRX0 II(DSC-RX0M2)を発売日にゲット!さっそく使ってみたので感想やアクセサリーなどを紹介するよ!こんにちは! 遂にSONYからRX0 II(DSC-RX0M2)が発売されました! 発売日の今日(2019年4月12日)、カメラのキ...

フィルムケースくらいコンパクトなのに1インチセンサーが搭載され、このサイズでは圧倒的に綺麗な画像が撮れ、更に画面がチルト可動式になっているので画面を見ながら自撮りすることができるのでVLOGを撮る方にはピッタリのカメラとして登場しました。
また本体は防水なのでプールなど夏のアクティビティを故障気にせず撮影することができるので、スペックを見た時に可能性しか感じず予約購入しました。

どうしてSONY RX0 II(DSC-RX0M2)を手放すことにしたのか?

ここからが本題です。
SONY RX0 II(DSC-RX0M2)は確かに画質が綺麗だし、本体は防水でとても良いカメラなのですが、僕の撮影スタイルには合いませんでした。

RX0 IIのどこが自分に合わなかったか?その理由を順番に書いていきたいと思います。

  • オートフォーカスでAF-Cが使えない
  • 画面が小さいので撮った写真が確認し辛い
  • ピントが合わせづらい
  • 動画の手ブレが結構すごかった
  • シューティンググリップの優先接続が使いづらい

どういうことか順番に詳しく説明していきます。

オートフォーカスでAF-Cが使えない

AF-Cはシャッターボタンを半押ししている間、ずっとピントを合わせ続けてくれる機能です。
AF-Cが非対応なのは最初から分かっていたんですが、実際使えないとここまで不便だとは思いませんでした。
普段どれだけ無意識でソニーのAF機能に頼っていたか気付かされました。

写真ならまだ何とかなるんですが、動画の場合が結構大変で、例えば被写体の距離が変わると普通はそれを追っかけてくれるのですが、AF-Cが無いとそれができません。
そのため動き回るものを追っかけて撮るのは難しく、どちらかというとテーブルの上にRX0 IIを置いて、椅子に座って自撮りするような、カメラと被写体の距離が変わらないような撮影じゃないと使いづらいのです。

メニュー画面のAF-Cはグレーアウトしていましたので、バージョンアップで改善される可能性もかなり高いので、現状気になったという話です。

画面が小さいので撮った写真が確認し辛い

これも使いはじめてすぐ気になった点で、本体が小さいから仕方ないのですが液晶画面の小さく、撮った写真の状態を確認し辛いです。
またa7IIIなどのようにファインダーを覗いて撮った写真を確認することもでいないので小さい液晶画面だけで判断することになります。
スマホなどと接続して大きい画面で確認することは可能ですが、それを毎回やるのはかなり面倒です。
1インチセンサーが付いていて写真機能に期待されている方は液晶画面の大きさも意識して選んだ方が良いかもしれません。
やっぱりユーチューバーなどの自撮り動画向けなのかな。勿体ない…

ピントが合わせづらい

一眼レフに慣れていると、ピントがかなり合わせづらいと思います。
まずピントリングがついておらず、画面を見て横についている物理的なボタンを押してピントをあわせることになります。
僕は星空とかタイムラプスを撮りたいと思っていたのですが、設定時にかなり苦戦しそうで撮るのをやめました。RX0 II(DSC-RX0M2)で撮影した写真
これが盛大にピントを外した写真です。撮っている時、小さい液晶画面では全然気づきませんでした。

動画の手ブレが結構すごかった

機会があればアップしたいと思いますが、RX0 IIにシューティンググリップをつけて桜並木を歩いた動画を見て、手ブレの凄さにびっくりしました(笑)。
専用アプリもありますし、全くブレを気にせずに撮った動画なので本気を出せばもうすこしまともに映せるかもしれません。
ただ、専用アプリに入れると動画がクロップされて画角が狭くなるし、取り込みの手間が発生するので現実的ではないと考えました。

シューティンググリップの優先接続が使いづらい

これも結構大きい理由で、RX0 IIが発売されてから品薄が続いている専用のシューティンググリップですが、接続する時は有線接続となります。
また有線接続するためにはRX0 IIの本体のフタを開ける必要があるのでせっかく防水機能がついている本体が防水ではなくなります。
もう少し値段が高くてもいいから、シューティンググリップが電池やバッテリーでBluetooth接続できたら良かったと思いました。

結局RX0 IIをコンパクトな写真機として期待してはいけないかも。

「このサイズで1インチセンサーを積んで、防水、液晶がチルト可動式で自撮りしやすい」
それだけで購入する価値がありそうなRX0 IIですが、僕のように自分の撮影スタイルに合わない使いづらい場合があるかもしれません。

また、僕が手放そうと考えた時は本体もアクセサリー類も全て市場で品薄で、今なら購入した時の価格位で売却できるという状態だったのでそれもかなり後押ししてくれました。
もし、かなり値下がりするようなら使わないのに勿体無くて手放さなかったかもしれません。

SONY RX0 IIで撮影した作例をご紹介

RX0 II(DSC-RX0M2)で撮影した写真
せかっくなので、静岡旅行に行った時にRX0 IIで撮影した写真を載せておきます。
RX0 II(DSC-RX0M2)で撮影した写真
1インチセンサー搭載なので画質はとても綺麗です。

でもRX0 IIには良いろころがいっぱいだし良いカメラ!

RX0 II(DSC-RX0M2)を使う息子
手放した理由を書いたのでRX0 IIは良くないカメラのような書き方になっていますが、全然そんなことはなく今でもRX0 IIは自分の撮影スタイルに合えばとても良いカメラだと思います。
画質も綺麗だし防水だし。バージョンアップで改善される部分もありそうだし。
小学校1年生の息子でもRX0 IIを楽しそうに使えてたし。

今回は、先日あれだけ「発売日に購入しました!」とブログに書いてしまったので、手放したこととその理由もブログでしっかりお知らせしておかないと、と思い書くことにしました。
今から購入検討される方の参考になれば幸いです。

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!